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理科の評価 関心・意欲・態度 [授業]

さて、新学期も授業が始まりました。

なんだか久しぶりで何をしゃべっているかわからなくなることがあるけれど、まぁ、こればっかりは慣れかなぁ。

3年の授業は、どんな地域柄でも「受験」を意識するので、これを利用して授業を進めない手はない。

都道府県によって評価の点数化はいろいろである。しかし、授業の結果つけられる「通知表」の「内申」がその「受験」に大きく影響することは誰でも理解できよう。

ということで最初の授業は、3年生でも授業内のルールの確認から、評価基準の話へつなげていく。

まず、「3」を取るためには、という話から。

「3を取るためには、全ての観点別が「B」であればいいのです。」

「観点別評価の中に『関心・意欲・態度』という観点がありますが、正にこれは授業のルールを守ることですね。」
皆真剣に聞く。

「それから提出物も意欲・関心に当たります。」
そういって、ノートやワークのよい提出の仕方を説明する。

「これがまず当たり前にできれば、「A]です。」

「私はノートの評価を3段階評価にしていますが、なかなかAをもらえないとクレームをつける生徒がいます。」

「でもそれはすごくよくできている生徒と区別するためです。」

「勘違いしないでほしいのですが、「B」という評価は「おおむね満足できる」という意味なのです。」

「つまり、合格点です。」

「だからこれを公立の入試の内申点にすると、Cは1点、Bは7点、Aは10点となり、かなりの差がついてしまいます。」

「理科は4観点あるので、もしオールCの人なら、4点、オールAの人なら40点となりかなりの差がつきます。」

「関心・意欲・態度はテストで点がとれなくてもAが取れる観点だからきちんとやりましょう。」

「おしゃべりしたり、寝なければいいのですから。」
そんな感じで説明し、次に「3」をとるための基準などを説明してから授業をはじめる。

ときおり、そんな評価基準を説明すると、授業にしまりが出るかもしれない。

ただルールやぶりを叱るのではなくて、皆のことが心配だから叱るということを生徒たちに伝えながら授業をすることが大事だと思う。

今年度も頑張ります。

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ほるん

小学生でも高学年になってくれば、それなりに成績のつけ方を話しておくべきかな?と思い、小学生に分かりやすいように話をするようにしています。
小学校も理科は4観点。
学校が全教科共通で「関心・意欲・態度」の評価基準を出してくださっているので、それができているかそうでないかを3段階で評価し、点数化して通知表に表現するようにしています。提出物はこの評価に入るって意外と話してやらないと分からない子、多いものです^^
by ほるん (2009-04-13 12:20) 

manjutaro

点取りやになるのは避けたいのですが、

評価=子どもを認める。

ということだと教師側が見失わないように心がけていればよいとおもいます。


by manjutaro (2009-04-13 23:51) 

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